グリーンネイルとは?
一見、放置したパンにできた青かびのようですが、いったいなんでしょう?見た目が気持ち悪いですね。これは爪の表面ではなく、爪の中に生じます。
爪とジェルの間に隙間ができて、そこに緑膿菌が繁殖する結果生じる症状です。爪の甲に感染した緑膿菌が産生する色素で生じます。爪の甲の縁あるいは甲先端の一部に始まり拡大して、爪全体が青緑を示します。
ジェルの浮き、めくれたままにしておくと中に水分が入り、そこに菌が入り込みます。そのため本当はオフするのが1番なのですが、そうしたくない場合、浮いた部分は、丁寧に取り除きコートをしておかなくてはいけません。まあ、医学的には、一度オフにした方がよいでしょう。
グリーンネイルの原因
一番原因として考えられるのが、爪の先端(エッジ)にジェルが塗布されていないとき。そのため、そこからジェルが浮き、緑膿菌が侵入していきます。
写真のように、爪の先端が感染しています。
グリーンネイルの治療
どうすればいいかネイリストに聞いても、的を得る回答がないかもしれません。
「良く指を洗ってください。」「消毒してください」ぐらい?
で、ぼくらの出番ですか?(笑)
治療は、緑膿菌に感受性のある抗菌薬の外用を使います。ニューキノロン系のローションが使いやすいですが、緑膿菌に一番効く抗生剤軟膏は、ゲンタマイシン軟膏です。
それか、ジェルを一度オフにして、爪が伸びるのを待ちます。色もなくなりますので、心配ないです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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